ME-BYOとSDGs

神奈川県の未病(ME-BYO)の取り組みは、SDGsの17ゴール達成の根幹

「いのち輝く神奈川」が目指す先はSDGsのゴール達成そのもの

今回、「ME-BYOシンポジウム」は、「SDGsアクションフェスティバル」と連携して開催される。神奈川県は、「SDGs先進県」として、全国に先駆けてSDGsの目標達成に向けたさまざまな施策を展開している。背景には、黒岩知事が掲げる「いのち輝く神奈川」の実現に向けた取り組みがある。

黒岩知事は、2011年の知事就任以来、「いのち輝く神奈川」の実現に向け全力を挙げてきた。それは「医療」、「健康長寿」、「エネルギー」、「農業」など、生活の全ての分野のさまざまな施策を連環させ、総合的に推進しようという取り組みであり、その考え方は、国連が定めるSDGs(エスディージーズ、持続可能な開発目標)と軌を一にする。

そして、この取り組みの根幹となっているのが「ME-BYO」(未病)コンセプトだ。黒岩知事は「神奈川県の未病の取り組みは、将来、世界が直面する超高齢社会の解決策を示すモデルケースとなる」としている。神奈川県は超高齢社会の到来に向けて、未病コンセプトと最先端医療・技術を融合するヘルスケア・ニューフロンティアに取り組んでいる。そして、未病改善の3つの柱として、「食」「運動」「社会参加」を掲げている。また、それだけではなく、未病改善に向け、環境も農業も教育も街づくりもすべてをつなげて施策を展開している。SDGsの17のターゲットと「いのち輝く神奈川」の目指すところは同じだ。

こうした取り組みが評価され、神奈川県は、2018年には国から「SDGs未来都市・自治体SDGsモデル事業」に選定された。また、2019年には、「SDGs全国フォーラム2019」を神奈川県内で開催し、SDGsのローカライゼーションに関する方針を掲げた「SDGs日本モデル」宣言をとりまとめた。今後も、神奈川県はSDGsについて「世界的な視野で施策を考え、地域で実践していく」考えだ。

「SDGsアクションフェスティバル」では、「コロナ禍からの復興と行動」を共通コンセプトに、国連開発計画(UNDP)と連携し、「気候変動」「いのち」「次世代」など様々なテーマのオンラインカンファレンスなどを実施する。SDGsの課題を自分事化し、アクションを呼び起こすメッセージを届けることを目的としている。この中の「いのち」をテーマとした部分で、「MEーBYOシンポジウム」と連携する。

「SDGsアクションフェスティバル」への参加を通じ、多くの人が、SDGsを自分事として捉え、具体的なアクションを呼び起こすきっかけとなることが期待される。

ジャパンSDGsアクションフェスティバル公式HP ▶

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